クラウドファンディング挑戦中! 120年の時を刻んだ味噌桶を未来へ。

山形の発酵文化を伝える「桶テーブル」をつくりたい。

今回のプロジェクトを立ち上げるにあたって

私たちの蔵には、約120年前に実際に使われていた大きな木桶(きおけ)が残されています。この木桶は、長い年月をかけて味噌を育て、人々の暮らしを支えてきた、まさに発酵文化そのものとも言える存在です。

「この桶を、ただ保存するだけで本当に良いのだろうか」

歴史ある木桶だからこそ、多くの人に見てもらい、触れてもらい、囲んでもらいたい。そこで今回、約120年前の味噌桶を再生し、店舗内で人々が集い語り合う『桶テーブル』として蘇らせるプロジェクトを立ち上げました。そして、多くの方々にこのプロジェクトを知っていただけるよう、クラウドファンディングに挑戦することにいたました。

味噌づくりを続けていると、ときどき「もうここのお味噌しか使えないの」と言ってくださるお客様がいます。そのようなお言葉をいただくと、胸の奥がじんわりと温かくなり、味噌という世界、味噌汁という小さな椀の中に、暮らしや食卓の記憶、家族の想いが宿っていることを改めて感じます。

明治時代に作られたこの桶には、多くの人の手と時間が染み込んでいます。この桶テーブルを囲んで、味噌の香りや発酵の空気を感じながら、子どもたちや地域の方々が笑い合い、おいしい味噌汁を食しながら語り合う場をつくりたい、個性豊かな味噌汁を作れる子どもたちを育てたい、そんな風景を思い描くようになりました。

今回の挑戦は、単なる家具づくりではありません。
麹の里 印役町に受け継がれてきた発酵の文化を未来へとつなぎ、
人と人がつながる“あたたかな場”をつくるための一歩です。

ご負担のない範囲で構いませんので応援いただけましたら、大変嬉しく心強いです。

深瀬善兵衛商店 店主 深瀬尚子

皆さまの支援で生まれる3つの価値

① 歴史ある味噌桶が未来へ残る

約120年前の木桶が、新たな命を吹き込まれ、
人が集う場所として再生されます。

② 発酵文化を学べる拠点が生まれる

味噌づくりや麹文化を体験できる場として活用し、
地域の子どもたちや観光客へ文化を伝えていきます。

③ 発酵文化を守る仲間が増える

このプロジェクトは資金調達だけが目的ではありません。
発酵文化の未来を一緒に考え、支えてくださる仲間を
増やすことが最大の目的です。

目標金額:200万円

資金の使い道やリターン内容につきましては、
下記 CAMPFIREのページをご覧ください

10月10日(土)まで支援受付中です

詳しくは、下記 CAMPFIREのページをご覧ください
https://camp-fire.jp/projects/view/951837



みなさまからいただいた応援メッセージ

蔵解体の神事にご参加いただいた方になります

■有限会社山形産廃総業 代表取締役 菊地信介さん

私たちは、事業を通じて地域の未来に貢献することを使命と考えています。歴史ある建物を解体する仕事だからこそ、守り受け継ぐべき価値の尊さを日々実感しています。変えてはならない本質を守りながら、新たな価値を創造する「不易流行」の精神に深く共感しています。深瀬善兵衛商店さんの取り組みが、山形の発酵文化を未来へつなぐ大きな力となることを心より応援しております。

■東北電化工業株式会社 上山営業所長 兼蔵王営業所長 結城敬太さん

座敷蔵解体の神事に参加し、長い年月を地域とともに歩んできた深瀬善兵衛商店の歴史と、六尺桶の存在の大きさを改めて感じました。この貴重な六尺桶を新たな価値へとつなげようとする取り組みは、地域の宝を未来へ受け継ぐ素晴らしい挑戦だと思います。たくさんの方に応援の輪が広がることを願っています。

■有限会社オカダデザイン 会長 岡田正昭さん

古くから麹の里として知られたここ印役町の作場道沿いに漆喰壁の深瀬善兵衛商店の味噌蔵があり、中ではこの地域の発酵文化、麹文化を担ってきた明治時代に作られた木の桶や道具たちがその役目を終えてひっそりと佇んでいる。地域文化の伝統と進化の融合がこの古い桶に寄り添い、人と人が語り合うことによって可能であれば、との深瀬尚子社長の熱い想いを描かせていただいた。

■山形大学人文社会科学部 准教授 小幡圭祐さん

約1300年前の奈良時代に深瀬家が創始したとされる印役町の麹製造は、現在の山形の食に欠かせない日本酒・醤油・味噌などの発酵文化を生みました。新聞の連載の取材をした際には、味噌や味噌汁の文化を未来に伝えたい!との社長さんの熱い思いを伺いました。また私の母も深瀬善兵衛商店の味噌の大ファンです。歴史ある山形の発酵文化と深瀬善兵衛商店の味噌が確実に未来へと届けられるように、私も微力ながら応援・支援します。

■印役神明宮 宮司 深瀬 勉さん

この印役の地域は古くから麹の里として発展してきました。生活には欠かせないみそや醤油が作られ、今でも街道を中心に味噌蔵が残っております。当神社でも、元旦除夜祭での甘酒の振る舞いを古くから続けており、参拝される方々から大変喜ばれ、神社の名物となっています。今回、その麹づくりを担う深瀬善兵衛商店さんが新たな取り組みをされます。100年以上の歴史のある木桶に新たに命を吹き込んで、人々が賑わうテーブルに生まれ変わらせようというプロジェクトです。古いものを未来へつなぐその挑戦を、どうぞ応援ください。

■蔵代味噌(京都) 代表 土屋 勇蔵さん

米処の山形ならではの長期熟成の多麹味噌は香りも高く色がついておりますが意外に甘口の人気商品です。また、先日オープンした弊社の飲食店に小ぶりですが立派な木桶をご寄贈頂き感謝します。今回大きな木桶を、形をかえて後世に残す試みは大賛成です。これまでの味噌屋さんが誰もやらなかった事にチャレンジされ、地域で残る味噌屋さんが元気にご商売を続けられる大きなきっかけになればと思っています。皆様と一緒に今後のプロジェクトの応援も勿論させて下さい。完成を楽しみにしております。

■株式会社千歳建設 一級建築士 大坂浩一さん

身長を超える味噌桶が並ぶ光景は、まさに圧巻です。かつての味噌づくりを支えた桶を活かし、ほのかな味噌の香りを宿したまま次世代へつなぐ。味噌も建築も、良質なものは、一級みそ製造技能士や一級建築士といった資格者の手によって受け継がれます。そこに新たな工夫を重ねることで、同じ素材であっても、一味も二味も違う仕上がりになります。出来上がった際には、百二十年の時を刻んだ味噌桶の香りを、感じてみてください。そして、過去から現在へと続く時間の流れに、そっと思いを馳せていただければ幸いです。